約10年ぶりに四万十市へ行ってきました。四国に戻って1年。なかなか行く機会に恵まれず、久しぶりの訪問です。四万十川に架かる赤鉄橋をご紹介致します。
久しぶりの幡多地域
四万十市のある高知県西部は、幡多地域と呼ばれています。こちらの方言は「幡多弁」と言われていて、高知市内とは少々違うそうです。
かつて、四国に異動して初めて高知に車で出張した時、高速道路と途中から国道56号で向かったのですが、途中までずっと山の中を走り、「高知=太平洋」という景色をなかなか見ることが出来ず、違和感を感じていいた所、黒潮町に出ると国道56号が太平洋沿岸を走るようになり、イメージ通りの景色を楽しめたことを思い出しました。
四万十川
「日本最後の清流」と言われる四万十川ですが、実は、NHKの番組の「清流 四万十」という番組で全国的に有名になったのだそうです。どなたが「日本最後の」と足したのでしょうね。(笑)
そのため、四万十川こそが水質日本一と思われていますが、高知の人に言わせると、仁淀川(にどよがわ)の方がキレイといいます。最近は、仁淀ブルーも有名になってきました。
それでも、四万十川の魅力がなくなるわけではないのです。やっぱり四万十川は美しい!
緑に映える赤鉄橋
この日は、お天気が曇りがちでしたが、それでもちょっとした晴れ間が出ると、青い空、緑の河川敷、赤い鉄橋のコントラストが非常に美しいです。
きれいに手入れされた河川敷が、赤鉄橋の美しさを引き立てています。
まずは、サンリバー四万十へ
四万十市を訪れる際は、まずは「サンリバー四万十」に寄ってみて下さい。道の駅の様な施設で、直売場、お土産、レストランがあります。様々なものが売っていて見ているだけでも楽しい所ですので、いくつがご紹介します。
まずは、高知と言えばカツオ!カツオのたたきです。
四国は、愛媛のみかんや徳島のすだち、高知の文旦(ぶんたん)など柑橘類の産地ですが、ここでは「ぶしゅかん」という柑橘類が売られています。
四万十市は、意外にも醸造所が多く、醤油なども豊富です。
高知県人と言えば酒飲みのイメージがある方も少なくないかも知れません。立派なお酒コーナーもあります。
私のお勧めは、栗焼酎のダバダ火振です。いも焼酎のような甘さも合わせ持っています。
最近、四万十の山の中で焙煎した、四万十珈琲があります。
「カツオ人間」をご存知でしょうか?何とも言えない表情に引き寄せられてしまいます。
最後に
「四万十川」って響きがいいですよね。高知県の西にあって、なかなか遠方からは行きづらいのですが、それだけに魅力的な場所です。サンリバー四万十には、大きなカヌーを屋根に積んだ、横浜ナンバースバルが止まっていました。カヌーで四万十川を川下りしてみたいものです。