北海道東部にある野付岬をご存知でしょうか。そこは、海から運ばれてきた砂が堆積し、半島のようになった砂嘴(さし)と呼ばれる珍しい地形です。また、そこは地の果てを思わせる独特の景色が広がっています。こちらも、ある意味北海道らしい景色と言えそうです。
細長く突き出た半島
下の写真が野付半島の形です。なんとも言えない細長い半島です。付け根の道道(北海道の県道)との交差点からネイチャーセンターまで約15km、車で15分かかります。
半島の途中にある駐車スペースからも、木が立ち枯れしたような、ただならぬ景色が始まります。
観光拠点は、野付半島ネイチャーセンター
観光拠点である野付半島ネイチャーセンターから、往復ゆっく歩いて60分の遊歩道がありますので、トドワラと呼ばれる風景をお楽しみ下さい。トラクターバス(大人片道500円)もありますので、ご年配の方も安心です。
スタートの遊歩道はこんな感じです。
途中、ネイチャーセンターを振り返るとこんな感じです。バックに見える山は北方領土の国後島です。
トドワラの看板。
野付半島の景色
木が立ち枯れし、独特の景色を生み出しています。まるで「地の果て」、「この世の果て」などの表現されています。天気と季節が良ければもっと絶景になっていたのでしょうね。
オホーツク海には、国後島が良く見えます
北方領土の国後島は、すぐ近くに見えます。沿岸部には町のようなものも見えます。美しい高い山も望むことが来ます。
最後に
いかがだったでしょうか。天気も季節もいまいちで、あまりきれいな写真は撮れていませんが、北海道の東部「道東」へお越しの折は、せっかくですので足を延ばしてみてはいかがでしょうか。景色だけでなく、鹿やタンチョウ鶴やオオワシといった鳥、ゴマフアザラシなど、野生動物も楽しめるとあってカメラをもった方も多く訪問しています。