宮崎県南部には、残る古い町並みが残る武家町の飫肥、そして牛、豚、鳥ともに生産量日本一の都城市。魅力いっぱいの宮崎県南部のほんの一部をご紹介します。
・飫肥城址 ・都城のとんかつ ・日本の滝100選 関之尾の滝 ・霧島ファクトリーガーデン
飫肥城址
「飫肥」は、「おび」と読みます。漢字からは、少しおどろおどろしい印象ですが、古い町並みが残る重要伝統的建造物群保存地区(略して、伝建地区(でんけんちく))に指定された武家町です。
飫肥の城下町には、武家町の建物が残っており、古い町並みがお好きな方に人気の街です。レンタサイクルなどもありますので、春や秋などの行楽シーズンにゆっくり街並みを楽しむとその魅力を堪能できます。
宮崎県南部の日南市にあって、港町の日南市の中心市街地から北側の平野と山地部の境目に位置します。JR日南線の飫肥駅もありますので公共交通でもアクセスできます。
お土産には、名物のおび天がおすすめです。おとなり鹿児島県のさつま揚げの影響でしょうか、ほんのり甘めの味に仕上がっています。
食の街、都城
都城市は、牛肉、豚肉、鶏肉すべてで出荷量日本一にもなったことのある、畜産の町です。ふるさと納税の返礼品にもこういったお肉が多く用意されています。今回は、都城市役所周辺の国道10号沿いにある「とんかつ らくい」でとんかつをいただきました。隣接する鹿児島県では黒豚が有名でとんかつが美味しいことでも有名ですが、都城のとんかつも決して負けていません。
ランチメニューでは、ミニロースかつとエビフライのセットで税別960円(2020年9月)。通常の2/3程度の大きさですが、厚さが1cm以上ありますので通常の1.5倍程度、つまり重量ではほぼ普通サイズと言えます。非常に柔らかくてジューシー、自分ですりおろすゴマに甘口、辛口の2種類のソースが楽しめます。また、千切りキャベツのドレッシングには、和風、にんじん、そしてなんとピーマンの3種類が用意され、どれも非常に美味しくて、ついついキャベツのおかわり(無料)をしてしまいます。ご飯も、白飯と16穀米が選べ、おかわり自由ですので大食漢の若者も満足いただけます。お昼時も12時には満席になりますので、11時台には来店することをお勧めします。これだけのクオリティでこのお値段、地方は本当にコスパ最高です。
日本の滝100選 関之尾の滝
前日に雨が降ったせいか、想像以上に迫力のある滝、関之尾の滝は都城市の中心地から西に車で30分ほどで着きます。
滝の上流側には、甌穴群と呼ばれる不思議な穴が多数あいた岩も特徴でぜひ鑑賞したいです。当日は水量が多くあまり十分には見れませんでした。
霧島ファクトリーガーデン
都城市には、今や全国的な知名度の芋焼酎の霧島酒造があります。その広大な工場の敷地には、霧島ファクトリーガーデンという、お土産、レストラン、焼酎もろみを使ったベーカリー、記念館が併設された施設があって楽しめます。焼酎で有名な霧島酒造ですが、ビールも作っていてビアガーデンも併設されています。
おわり
宮崎県南部には、多くの魅力的なところがありますが、大都市圏からは交通アクセスが良くないためか、あまり知られていないスポット、グルメがほかにも沢山ありません、ぜひ一度、足を運んで見て下さい。