鳥栖といえば、全国的には、サッカーJリーグのサガン鳥栖、九州では高速道路がクロスする鳥栖ジャンクション、福岡の人ですと鳥栖アウトレットモール・・・こんなイメージでしょうか。かつて、鉄道全盛の時代には、JR鳥栖駅(国鉄鳥栖駅)は、鹿児島本線と長崎本線の分岐点の駅として、交通の要衝になっています。
JR鳥栖駅改修計画が持ち上がった際には、古い駅舎の保存計画もありました。(市長により計画は撤回)そんな歴史あるJR鳥栖駅をご紹介します。
駅構内
駅構内には、サガン鳥栖のグッズショップのほか、歴史ある、そして有名な中央軒かしわ飯弁当(700円)や、立ち食いのかしわうどん(360円)のお店があります。(日本で最初のかしわ飯と、九州で最初の立ち食いうどん)歴史あるものにご興味のある方には、一度ご賞味をお勧めします。歴史の淘汰にも耐えて永らく愛されてきたものには、何かしら必ず価値があるものです。
駅ホーム
橋上駅ではないローカルな鳥栖駅では、改札を入ると、ホームへ移動するために、右手の階段を下りるか、左手のご覧(下写真)のようなスロープを下りて、線路の下をくぐってホームを移動します。こんなスロープはちょっと珍しいのではないでしょうか。
また、スロープの中には、壁面にJR鳥栖駅の歴史が分かるパネル展示もありますので、興味ある方は、ぜひ訪れて見て下さい。
駅からは
鳥栖駅のホームからは、サガン鳥栖のホームスタジアムが目の前です。キングカズこと、三浦知良選手や、スペインのイニエスタ選手など、有名選手の所属するチームと対戦する時には、福岡から見に行くという知人もいます。(博多~鳥栖は、快速で30分程度です。)