少し身体に負荷を与えねば…と運動不足から抜け出たい方にお勧めなのが、お気軽登山です。福岡市在住の方であれば楽々日帰り可能な山をご紹介します。以前、ご紹介したお気軽展望台よりも、負荷のある軽登山です。
登山道などを詳しく知りたい方は、こちらを参照ください。「やまクエ 登山・トレッキングコースの難易度表示で初心者の山選びを徹底サポート」
①大城山（四王寺山：大野城市・太宰府市、標高約410m）
西鉄春日原駅から、大野城市コミュニティバスに揺られること30分弱、大野城総合体育館に到着します。体育館脇の登山道からスタートします。大城山の山頂まで60分～90分程度かかります。
そこから、太宰府天満宮方面で降りていくと、ホテル ルートイングランディア大宰府にある、御笠の湯に浸かって汗と疲れを流し、太宰府駅から帰宅するのがお勧めです。
②宝満山（大宰府市、標高約830m）
西鉄都府楼南駅から、太宰府市のコミュニティバスでこちらも約30分竈門（かまど）神社に到着します。恋愛成就の神様だからか、若い女性が多いです。その脇に登山口があります。登っていくと百段ガンギと呼ばれるちょうど100段の石段が結構きついです。そして登ること60分～90分、この辺りでは最も高い標高約830mからは福岡市方面、久留米方面の筑紫野平野が見渡せます。
帰りは、竈門神社周辺の飲食店で食事を摂ったり、温泉ではありませんが、都久志の湯という天然水のお風呂があります。
③高良大社～高良大社奥院～久留米森林つつじ公園（久留米市：標高約310m）
こちらは、山頂でないので番外編とも言えますが、九州オルレという、韓国発祥の国際的なトレッキングコースをご紹介します。これ以外にもコースが沢山ありますので、色々お楽しみ下さい。
西鉄久留米駅から西鉄バスで、20分程で御井町バス停に到着します。そこから、九州オルレ「久留米・高良山コース」を登って行きます。まず、高良大社をお参りします。そこからは久留米市街を一望できる展望の良い場所です。そこから、さらに奥院を経由して久留米森林つつじ園まで足を延ばすこと、およそ1時間半～2時間。公園入口の駐車場からも、筑後平野を見渡すことができます。
そこにはトイレや、食堂兼売店もあります。お勧めは、猪汁350円（2019年11月時点）です。肉厚の猪肉が惜しみなく入った味噌汁で、寒い時に温まります。個人的には、今まで食べた猪のなかで最も美味しかったです。
そこから、高良大社まで戻り、今度はJR御井駅に向かって降りていきます。途中、王子池という池の脇の長い階段で、ダッシュを繰り返す競輪選手に出合いました。（近くに久留米競輪場があるためでしょうね。）
最後に
いかがだったでしょうか？山登りなんてきついから嫌、という方も少なくないとは思います。しかし、少ししんどい思いをした先には、絶景の眺望というご褒美だけでなく、その日から、体重が1～2kg程度落ちた生活（個人差があります…）を３日間ほど過ごせます。（３日で元の身体に戻ります…）