普段のランチや飲み会などで利用する飲食店。しばらく生活すると、他都市との違いに気づきます。そんな飲食店事情の違いも楽しめると、その土地に馴染めるのではないでしょうか。
①うどん屋はお昼が中心
香川県は、讃岐うどんが有名ですが、基本的にうどんはお昼に食べるのが一般的です。ですので、営業時間が11:00~15:00というお店も少なくありません。家の近所にあった、平日11:00~16:00のみ営業のうどん屋さんは、とうとう開店している所を見ることなく閉店してしまったほどです。
ただ、早朝からやっているうどん屋さんもあり、6:00や7:00開店というお店も多く、朝食にも利用できる環境は、さすが「うどん王国」といった所かも知れません。
②さぬきラーメンはあっさり醤油味
讃岐うどんの出汁は、いりこ出汁と呼ばれる小魚による出汁で、あっさりしています。この、いりこ出汁の醤油ラーメンを讃岐ラーメンと呼んでいるようです。なかなか美味しいです。有名店としては、浜堂(はまんど)というお店(三豊市)が、高松の中心地や市場商店街に出店しました。
③関西文化?お好み焼き屋がちらほら
街を歩いていると、ちらほらお好み焼き屋さんがあります。関東や九州では、ほとんど見かけませんが、高松は大阪文化の影響があるようで、時々見かけます。
④めし、しるの店
「めし、しる」と書かれた看板をたまに見かけます。昭和の食堂といった感じで、粗雑な中にも温かみを感じます。
⑤昔ながらの喫茶店が多い
最近は、「カフェ」がすっかり一般的となり、「喫茶店」という店が淘汰されて行っています。しかし、高松では、昔ながらの喫茶店が、結構、健在しています。カフェレストなどと名乗っている、昔ながら喫茶店などで出される日替わりランチのことを、ここ高松では「タイムランチ」と言います。
⑥穴子
瀬戸内海では穴子が採れるようです。大きな穴子のことをここでは「べえすけ」と呼び、「べえすけ料理」をうたう老舗の料理屋さんを見かけます。そういわれてみると、会社の近くの居酒屋さんのランチには、「穴子丼」がレギュラーメニューでした。
コメント