バイク乗りの憧れの地、北海道へバイクツーリングについに行って来ました。8月10日の夕方出発から、16日深夜帰宅までの道中の様子や初めて北海道バイクツーリングに行く方に役立つ情報をご紹介したいと思います。小樽港に着いた翌日、いっきに利尻島まで到達しました。利尻島では一日ぐるりと島を巡りました。
お世話になったゲストハウス
夕方チェックインした、ゲストハウス1271。海まですぐそこの距離にあります。左の棟が宿泊棟、右側はBARをやっているようです。予約をすれば、海鮮BBQも食べれるのだそうです。ちなみに、昨夜、宿の方に教えて頂いた3軒の店は、19:30で閉店、お盆中は予約オンリー、そして満員でどこもは入れませんでした…。しかも、油断していたらこの3軒以外に営業していそうな店が全くないのです…(汗)最後は、道民の愛するセイコーマート(コンビニ)に助けられました。ビールとおつまみを持って宿に戻り、横浜から来た女性や北見市で教員をやっている関西出身の方とおじゃべりを楽しみました。料金は、通常ゲストハウスが1泊3,000円程度ですが、ここは5,300円とややお高め。宿が少ないためと思われます。
恒例の朝の散歩で探検します
旅先では早起きして散歩をするのが日課となりました。今回も、歩いて沓形岬公園を目指します。まずは、夕べ入った温泉のホテル利尻があります。ここの源泉掛け流しの温泉は、茶褐色で本当に気持ちの良い温泉でした。おすすめです。ゲストハウス利用者は、500円の所を300円で入れるチケットを購入できます。
利尻富士が見えていますが、頭に雲がかかっていました。
沓形岬から、礼文島が見えます。天気が悪く、うっすらとしか見えません。
ちょっとだけ、利尻富士の頭が見えてきました。山は刻々と変わるので油断できませんね。
ここ利尻島は、利尻富士の火山噴火の跡が少なくありません。ここ沓形岬の海岸もご覧の通り、溶岩石がゴロゴロしています。
このショットは、長野県の浅間山の鬼押し出しのようですね。ご存知でしょうか?
キャンプ場が整備されています。北海道は、本当にキャンプ場が多く、そして設備も整っています。
ここ沓形町には、沓形港があって、礼文島とフェリーで結ばれています。
利尻島は、明治時代に漁場が開拓され、漁業をする方が住み着いたのだそうです。ただ、その後、島に港が必要となり、国に掛け合って実現させた町長が銅像となっています。港の整備は、町民の悲願であったことが伺えます。
岬公園から、街中に移動しセコマで朝食を買いに行きます。途中、街中にも火山噴火の痕跡がありました。
利尻富士を模したアイスがあるようです。その名は「愛す利尻山」。日中、お客さんが並んでいました。
利尻の有名ラーメン店、味楽。離島のラーメン屋が、ミシュランガイドに掲載されたと評判になったラーメン屋さんです。お昼前に行きましたが、大行列で断念しました。観光客の少ない時期に、また利尻に来たいと思います…。
街中は、「りしり浮島まつり」の提灯が。残念ながら、8/5に沓形町であったようです。(この日は8月12~13日)
この町の雰囲気が北海道ならではなんですよね。何がどう違うのか説明できないのですが…、いずれ本土との違いを分かりやすく説明できるよう、特色を見つけておきたいと思います。
番外編です。こんなものを見かけました。観光客のようです。後ろに引いている・・・ミニの頭としっぽ?には、荷物を入れているのでしょうかね。
クルマでの登れる最高峰、見返台
宿泊したゲストハウスのお客さんは、利尻富士を登る方多いそうです。教員をやられている男性も昨日登って来たのだそうです。そこで旅人さんに、車やバイクで登れる最高地点はどこですか?と尋ねたところお二方から、「見返台」ということを聞いて、バイクで行ってきました。利尻山見返台公園。あいにくパノラマ展望台は立ち入り禁止となっていました。それでも、沓形の街を見下ろすことが出来ました。
振り返ると、利尻富士が。
仙法師御崎公園
晴れていれば、海と利尻富士が美しく見れるのだそうですが、あいにくまたまた雲が出て来てしまいました。本当に変わりやすい天気ですよね。
ここには海際に水槽があって、なんと!アザラシに餌やりが出来ます。(小魚のエサ代100円と格安)
アザラシが見えました。ただ、ほかのお客さんが餌やりをやってもアザラシは見向きもせず、代わりに海鳥が食べに来ていました。その方たちは、海鳥に向かって「お前の方が可愛い!」と叫んでいました。(笑)
メジャーな観光地、オタトマリ沼
続いて訪れたのが、利尻島の観光地で有名なオタトマリ沼です。今度は、晴れ間が出て来ました。
利尻富士が見えていれば、キレイな逆さ富士が拝めるのだそうです。残念!
昼食は、利尻昆布出汁を使ったスープカレー!
お昼は、味楽の焦し醤油ラーメンを断念しまして、そこの出汁を使ったスープカレーをチョイスしました。正直申しますと、カレーの味は強いので利尻昆布の出汁の味が・・・よく分かりませんでした。(笑)でも北海道のスープカレーは大好きなので美味しく頂きました。
姫沼
こちらも有名な観光地、姫沼です。利尻富士が見えてきましたが、風があって逆さ富士は拝めません。北海道は湖や沼が多く、観光地として有名な所が多いでね。
沼の周りを、1周20分程度で楽しむことも出来ます。
白い恋人のパッケージは利尻富士
北海道のお土産の定番、白い恋人。そのパッケージには利尻富士が描かれているのだそうです。知りませんでした…。
ただ、ご覧のとおり、またまた雲で全く山が見えなくなってしまいました。変わりやすい!
富士野園地展望台はお手軽!
島の北側に戻って来ました。富士野園地展望台は、展望台への階段を上るだけで絶景を楽しめます。小さいお子さんやお年寄りの方のいる場合は、夕日ヶ丘展望台やペシ岬などは少々厳しいかも知れませんが、こちらは誰もが登れる展望台です。
この雄大な景色いかがですか?天気が良ければ…と思わずにはいられません。
隣に見えるのは、夕日ヶ丘展望台です。次はこちらを登ってみます。
緯度の高い(北にある)利尻島や礼文島では、高原でしか見られない花が平地部で見ることができるのだそうです。そのため、礼文島は「花の浮島」と呼ばれているのだそうです。素敵なネーミングですね。
夕日ヶ丘展望台は、更に素晴らしい!
先程の富士野園地展望台を見下ろせます。
海岸では、よく見るとシーカヤックを楽しんでいる人が見えます。
さて、そろそろ詰め込んだ利尻島観光もフェリーの時間が迫って来ましたので、夕日ヶ丘展望台から来た道を下りようと見下ろすと、これまたこんな絶景です。天気がイマイチなので素晴らしさが伝わらないのが残念です。
フェリーを待っていると
到着時に気づかなかったのですが…、「よこそ利尻島へ」の看板が…。帰る間際に気づくとは…残念。昔はこういった看板が多かったのですが、最近は少なくなりましたね。やはり、遠く最果ての地にやってくると、このような歓迎の看板は少し嬉しく思えるようなりました。地元の方の、わざわざ遠くからありがとう、という気持ちが込められているのだと、この歳になってようやく人の気持ちが汲めるようになったのかも知れません、お恥ずかしながら。(汗)