福岡市のゴールド免許更新センターのあるサンセルコに行ってきました。免許更新の段取りと、サンセルコをご紹介します。
・ゴールド免許更新は、9:30までに行くのがおすすめ ・持ち物は、ハガキとお金(3,000円)、そして免許証 ・ゴールド免許センターのあるサンセルコは昭和風情が残る
ゴールド免許更新の段取りと所要時間
免許更新は混雑して待たされるイメージがありますよね。事前にネットで様々な情報を収集し、前日にサンセルコも下見して来ました。新型コロナで免許更新が一時中止され、延期されていた人達も増えて、より混雑していたのかも知れません。
10:00から開始とのことですが、10:00ちょうどに行った人でもすでに大勢並んでいたとのことでしたので、前日下見したところ、9:30から整理券が配られると書かれていたので、9:30ちょうど頃に行きました。それでもすでに62人が並んでいたため、私の整理券は63番で、「10:30からになります」とスタッフに言われました。もっと早く並べば、10:00からの第一陣(44人)の講習を受けられたと思うのですが、9:30に列が動き出しましたので、暑い中並ばずに済みました。ちなみに、10:30ごろに来た人は、12:30からになります、と言われていました。
予定通りの待ち時間は、近くのやよい軒で朝食を取り、10:33から8人ずつ中に入れてもらえます。書類記入、講習料金の支払い(今回は合わせて、交通安全協会に協力金5年分2,000円を支払いました。)、続いて視力検査、写真撮影が終わるといよいよ講習なのですが、待合室で5分程度待たされ、講習室に移動してからも、10分ほど待たされます。講習は約30分で11:30に新しい免許が交付され終了となりました。もう少し早く並んでいれば、第一陣の10:00からスタートして10:45分頃には解放されていたのかも知れません。それでも10時まで30分は待つことになりますが。注意点は、ゴールド免許センター正面の入口(城南線沿いの階段を下ります)に並びます。渡辺通り側の階段は、9:50に開くそうです。
昭和風情のサンセルコ
サンセルコのある交差点は、かつて路面電車のターミナル駅があった所でホテルニューオータニがあるなど、以前は今よりも中心地でサンセルコも最新のビルだったことが偲ばれます。今では、建物もすっかり古くなり、B1、1F、2F商業施設も昭和風情の残る昔ながらの様相を呈しています。
上階はオフィスビル、地下に飲食店街、という昭和時代の定番のレイアウトです。今建て替え中の天神交差点の福岡ビルなども同じようなレイアウトです。オフィスビルの地下の飲食店が少なくなっているのは、最近のトレンドのようですね。需要が減ったのでしょうか。かつては、飲食店のほか様々な店舗が入って、床屋まであったものです。(地下道でつながっている、渡辺通り向かいの九電ビルの地下には今も床屋があります。)
サンセルコの今は、B1は飲食店街、1F,2Fには様々な、ちょっと変わった店まで入っていました。ただ、空きテナントもあって人通りは少なく寂しくなっています。
サンセルコB1の飲食店街はカレーが多い
390円のカレー屋、昔ながらの喫茶店のほか、メニュー豊富な定食屋、中華料理屋、スナックなどかなりの広さがあります。専門店や喫茶店など、カレーを提供するが店が3軒もあるのは、免許更新の方を想定して気軽に手早く食べられるメニューだからでしょうか。
サンセルコ1Fの変わった商店群
1Fには、予想通りの本屋、眼鏡屋に加え、何故か美術品や古美術品、リサイクルショップなどちょっと特殊なお店が多くあります。中古の着物屋さんなど、年配の方向けのお店が多いようです。そんな中、子供服屋やランドセル屋などもあり、孫への買い物を期待したお店でしょうか。
空き店舗目立つサンセルコ2F
エスカレータ脇に「2Fもすごい」とあって上がってみると、そこはうす暗い空き店舗だらけ。きっとかつては多くの人で賑わっていたのだろうと思います。フラダンスの教室や衣装を販売する店も、年配の女性向けでしょうか。
最後に
今、天神は「天神ビッグバン」という名のもと、再開発が進んでいます。博多駅の井筒屋や、西新の岩田屋ビルもリニューアルされ、昭和時代に建設されたビルが40~50年経ち、次々と建て替えられています。サンセルコも、そう遠くない将来、建て替えられるのではないでしょうか。懐かしい昭和のオフィスビルの立て替えは全国的に進んでします。暇な休日には、そんな「昭和」を楽しんでみてはいかがでしょうか?