見城徹という方をご存じでしょうか?幻冬舎という出版社の社長ですが、ものすごいエネルギッシュな方として出版界にとどまらず知られた方です。今回は、そんな編集者の著書という本を、特に若い方にご紹介します。
目次だけでも
「今後、どうしていくべきか?」20歳前後の若者など、今の自分に満足していない方に見城氏の書籍はおすすめです。人によっては、メッセージが熱すぎてしんどい方もいらっしゃるかも知れません…。「読書という荒野」という本の目次を、まずはご紹介します。
血肉化した言葉を獲得せよ 現実を戦う「武器」を手に入れろ 極端になれ!ミドルは何も生み出さない 編集者という病 旅に出て外部に晒され、恋に堕ちて他者を知る 血で血を洗う読書という荒野を突き進め おわりに ~絶望から過酷へ。認識者から実践者へ
いかがでしょうか?強烈なメッセージの目次ではないでしょうか。とりわけ「ミドルは何も生み出さない」という言葉が私には刺さりました。見城氏は、編集者なだけに、言葉の威力について熱く語っています。それだけに、人を動かす言葉の素晴らしさや、そのために「圧倒的な努力」をすることを推奨しています。しかも、読書した後は、行動しなければ意味がない!とも言っています。
このように、エネルギッシュな圧を感じる著書ですので、エネルギー溢れ、その熱量を何にぶつけてよいのか模索中の若者に響く著書だと思います。そんな状況にある方は一読してみてはいかがでしょうか?
見城氏を知ったのは20年ほど前に、新聞一面を使った書籍広告で「買わなくても良いから読んで欲しい」という見城氏のコメントのあった、とある作家の本を購入した時でした。見城氏の著書はほかにもありますが、いずれも熱くて、メッセージ性の強い著書となっています。
ほかにも「憂鬱じゃなければ仕事じゃない」「人は自分が期待するほど見ていてくれていないが、がっかりするほど見ていなくはない」などなど、タイトルもすごいですよね…。
表紙もすごいです…
読書という荒野 (幻冬舎文庫)
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