初めてクルマを買う手順

先日、後輩が初めてクルマを買うというので話を聞くと、クルマ購入の手順や費用についてほとんど知らなかったことに驚きました。昨今、クルマ離れの若者が増えているということですが、これから車を買うぞ！という方に、クルマを買って乗るまでの手順や乗り出すまでの時間をご紹介します。

①駐車場を確保（空き情報を確認）

②車を購入する（契約する）

③車庫証明を取る（駐車場を契約）

④車の名義を変更する（してもらう）

①駐車場を確保（空き情報を確認）

クルマを購入するためには駐車場が必要です。そのため、自宅に駐車場がない方は、まずは駐車場の確保が車の購入よりも先と考えて下さい。最近は、ネットで探すこともできて便利です。

②車を購入する（契約する）

クルマ購入で、あれこれ悩んでいる時が一番楽しいですよね。購入する車を決めたら、クルマのサイズがハッキリします。（車のナンバーはまだ決まりません。）

クルマのサイズは、車庫証明に必要となります。（駐車場をはみ出すサイズではないのか、警察のチェックに使われます。）

③車庫証明を取る（駐車場を契約）

車を決めたら、予め空きを確認していた駐車場を契約しましょう。車庫証明には大家さん（又は管理している会社）の印鑑が必要ですので、車庫証明が欲しいという旨を伝えて下さい。

なお、駐車場契約には、敷金などの保証金を取るところが多くなっています。（私も以前、10か月分！を預けたことが大阪でありました。その他は、敷金として1ヶ月分が多かったように思います。）また、車庫証明を取る（印鑑をもらう）際も、手数料として1ヶ月分取られることが多いです。（無料の駐車場も少なくありませんが。）

車庫証明の書類は、クルマ屋さんにありますし、ネットでもダウンロードできます。車の車種や大きさ、自宅からの簡単な地図と距離（自宅から2km以内が条件）を記入して、最寄りの警察署に申請します。申請が下りるまで３～４日、最長で1週間程度かかります。（その間、警察の方が駐車場を確認）申請の費用は3,000円程度です。

申請と受取で2回警察署へ足を運ぶ必要があります。面倒ですよね、クルマ屋さんが代行してくれます。（もちろん、1～2万円前後の手数料がかかります。）でも、これを自分でやって購入時の費用を抑える人も少なくありません。

④車の名義を変更する（してもらう）

名義を変更する、というのは自分のナンバープレートをつけること、ということです。（同じ管内ですと変わらない場合もあります。）そのため、住所を証明する書類（印鑑証明でOK）が必要となります。名義変更は、最寄りの陸運事務所で行いますので、品川とか、なにわとか、福岡など、自分の住所のナンバープレートが取り付けられます。手続きの書類は陸運事務所にありますしネットでダウンロードできます。クルマ屋さんにも置いてあるのが一般的です。名義の変更とは、クルマの所有権の変更となりますので、本人が行うことが前提となっていますが、委任状を書いてクルマ屋さんに代行してもらうのが一般的です。（クルマ屋さんが遠いと、クルマ屋さんも、あなたの最寄りの陸運事務所まで車を運んで、名義変更手続きをすることになります。）

最後に乗り出すまでの時間

車を購入したらすぐに乗りたいものですよね。しかし、実際には、車庫証明の時間が掛かりますから、最低でも１週間はかかります。駐車場の契約や名義変更の手続きを含めると２週間程度と考えておくと、イライラせずに済みそうですね。（笑）

それぞれの手続きについては、ネット上で沢山紹介されていますので、検索してみて下さい。