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初めて鹿児島を訪れる時間のない方へ

 鹿児島市に初めて訪問する方でも、出張や冠婚葬祭などの目的で、ほとんど時間がない方も少なくないと思います。そこで、迷うことなく手短に鹿児島の魅力を楽しめるピンポンとを紹介致します。

玄関口のJR鹿児島中央駅

鹿児島中央駅を降り立つと路面電車が

 他県から訪問する方は新幹線、飛行機でも鹿児島中央駅が玄関口になる方が大半かと思います。九州新幹線の開業とともに西鹿児島駅から、鹿児島中央駅と名前を変え、あみゅプラザという立派な駅ビルができた洗練された駅に降り立つと、路面電車がまず目に入って来ます。料金は一律170円(2020年8月)で、天文館という鹿児島随一の繁華街まで行くことが出来ます。特に魅力的なのは、線路に芝生が敷かれており、グリーンが街中に映えていることです。

新旧そろい踏みの鹿児島の市電
市電の線路に芝生を敷くのは鹿児島がはしり

鹿児島中央駅周辺でランチなら

 他県を朝に出て、鹿児島に着くとちょうどお昼頃ではないでしょうか。お勧めは黒豚で有名な鹿児島のとんかつです。駅から歩いて2、3分という好アクセスの「とんかつ川久(かわきゅう)」です。精肉屋さんが運営している老舗です。

川久のヒレカツ定食(950円:2020年8月)

繁華街は天文館

 鹿児島市の中心市街地は、天文館と言って中央駅から、路面電車で10分程です。歩くには少々厳しい距離ですので、バスやタクシーなど交通手段をご利用下さい。宿泊は中央駅周辺か天文館の方が多いと思います。夜は、是非鹿児島ならではの食を楽しんで頂ければと思います。私が行ったことのあるお店でお勧めできるお店をご紹介致します。

・黒豚しゃぶしゃぶなら、「いちにいさん 天文館店」
・魚系居酒屋なら、「魚人島 じんべえ」
・地鶏なら、「赤鶏地鶏 大安

 黒豚しゃぶしゃぶの「いちにいさん」は鹿児島市にいる後輩に連れて行ってもらったお店で、そばつゆで食べる豚しゃぶなのでさっぱりしていて若者でなくても沢山食べることができます。豚しゃぶの料金は一盛ごとでリーズナブル、おかわりで量の調整も出来ます。今ではすっかり他県にも店舗を出しているようですが…。

 鹿児島県の魚介類といえば、かつお、かんぱち、きびなご等が特に有名です。中年に差し掛かると、肉よりも魚を求める方も多いと思います。そんな時にお勧めできるのが「じんべえ」です。お通しからこだわっていて、先日訪れた際は、お通しに焼き牡蠣が出ました。刺身3種盛りは「金目鯛、アラ、かつお」といった高級魚の刺盛を楽しめます。もちろん、値段はリーズナブル(写真で1,280円)です。その他、魚のあら炊きをボリュームがすごかったです。店員さんのサービスも良く、気持ちよく飲むことが出来ました。

金目鯛などが含まれる刺し盛、奥はハモの酢味噌和え
本日の煮付けのボリュームがすごい

 鹿児島で刺身と言えば、魚でなく地鶏だと、前出の後輩に教えてもらい、連れて行ってもらった地鶏屋さんがこちら「大安(だいやす)」です。朝引きの新鮮な地鶏を使った地鶏の刺身、地鶏のもも焼きが本当に美味しいです。鮮度が良いので柔らかいのに歯ごたえがある…改めて不思議な食感です。写真がなくてすみません。食べログ等をご覧下さい。

雄大な桜島を観るなら

 鹿児島に来たら、美しい桜島の雄姿を眺めたいところ。お勧めは、天文館からも歩いて行けるウォーターフロントパークドルフィンポートは2020年3月閉業)です。海岸に面する公園なので広い敷地から迫力のある姿を目の当たりにすることが出来ます。そのほか、県庁の最上18階の展望ロビーです。ちょうど正面に臨めます。

鹿児島県庁から眺める桜島(ガラス越し)
ウォーターフロントパークから眺める桜島
JRの電車の車窓から桜島を眺める

最後に

 いかがだったでしょうか?時間のない方にも鹿児島の魅力を楽しんで頂くべく、中央駅、天文館周辺のハズレのないピンポイントをご紹介させて頂きました。次回は、時間をとってたっぷり鹿児島を楽しんで頂ければと思います。

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