北海道の道の駅は１２８箇所！

　北海道を旅する交通手段は、鉄道やバスなどの公共交通もさることながら、自由に移動できるクルマやバイクが最もポピュラーと言えます。広大な北海道のドライブ、ツーリングのオアシス的存在が「道の駅」です。

　人気の道の駅をスタンプラリーして、コンプリートを目指して楽しんでいる方も少なくありません。その中からいくつかご紹介します。今回は、日本海側を走る、通称「オロロンライン」にある道の駅をご紹介します。

　北海道の道の駅を詳しく知りたい方は、「北の道の駅」をご覧下さい。

えんべつ富士見

　北海道で富士山？全国様々な所で「富士」と名の付く山は沢山あります。北海道にも行くかあって、ここから見えるのは「利尻富士」です。最北の地に位置する利尻島にあります。海沿いの道の駅からは、天気の良い日はぽっかり山が浮いて見えるそうです。残念ながら私は天気の悪い日で、その美しい姿を拝むことは出来ませんでした。

　しかし、リニューアルされた物産館には、地元野菜や地元食材を使ったレストランが充実しています。丘の上の高台には、特徴的なとんがり屋根のレストランがあって、そこから眺める海の眺はすばらしく、美しい「利尻富士」を眺めながら食事ができたら最高ですね。

☆ロマン街道しょさんべつ

　オロロンラインからちょっとだけ入った所にこじんまりとあるのが、ここ「ロマン街道しょさんべつ」。温泉が併設されていて、疲れを癒すことが出来るほか、周囲には公園があって、北海道で盛んなグランドゴルフ場やゴーカート場などもありました。また、小さなショップには、お土産屋地元物産、そして食堂がありますが、お勧めはふぐ出汁のラーメンです。優しい味で、私は塩ラーメンをいただきました。お値段は650円と最安値です。（2020年8月）

日本ハムの応援大使には2018年夏の甲子園を沸かした吉田輝生星投手（金足農業高）

おびら鰊番屋

　かつてニシン漁で盛んだったこの地に、ニシン漁で財産を築いた証である「ニシン御殿」。重要文化財として移築保存されています。また、海に面しているため、その雄大な日本海をゆっくり眺めることが出来るのが、この道の駅も魅力です。その他、大きな物産館には地元野菜がたっぷり売られています。

最後に

　道の駅をめぐるのも北海道の旅の醍醐味として定着してきました。旅のバイカーたちが多く、最近ではキャンピングカーのシニア夫婦も急増しています。休憩だけでなく、美味しい地元グルメや地元物産のほか、温泉やレクレーションまで楽しめるなど、皆さんそれぞれの楽しみ方ができるのも道の駅の魅力かと思います。是非、皆さんも北海道の道の駅を楽しんで頂ければと思います。でも、マナーはしっかり守りましょう。