クルマのCM撮影場所となって一躍全国的に有名になったUFOライン。(菅田将暉さん、中条あゆみさんによる、トヨタ カローラ スポーツ)関東へ帰省のバイクツーリングや仕事で疲労もありましたが、気候が良く天気が良いこの時期を大事にすべく、バイクでぶらり訪れてみました。
四国の絶景
四国カルストとならび、UFOラインは、最近の四国バイクツーリングの人気スポットとなっています。
その理由は、もちろん絶景なのですが、アクセスが非常に悪いことが挙げられます。「アクセスが良い」ではなく?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。しかし、アクセスが悪からこそ、四国来たらならば行っておきたい、と思わせるのではないでしょうか。そのくらいアクセスが悪いのです(笑)
UFOラインへのアクセス
今回は、自宅の香川県高松市からでしたので、愛媛県西条市からアプローチします。国道194号を南下し、人や自転車が通れるトンネルとしては日本一長い「寒風山トンネル(L=5,432m)」を抜けて、すぐに「100m先 寒風山 瓶ケ森」という看板がありますので、ここで左折します。
ここから、およそ18kmもの狭い町道を上って行きます。これが長いのです。途中、すれ違い困難な箇所も多く、いくつものカーブを曲がるので、小さなお子さんを乗せた車はほとんど見かけませんでした。
トイレ休憩の場所
18kmもの道中にはトイレが1箇所しかありませんので、是非とも休憩を兼ねて用を足しておいて下さい。
珈琲が飲める店があります。ホットコーヒー400円を頂きました。
道中の険しさ
せりだした岩。
照明のない暗いトンネル。
トンネルは、よく見ると素掘り(人力)で掘られたとみられる古いもの。
こちらも素掘り。古の苦労が伺えます。
ついに、UFOライン到着
長い山道をくねくね上り、ようやく視界が開けました。
美しい山並み。
標高約1,600mほどあるそうです。そのため、下界では25℃を超える夏日を記録したこの日でも、ひんやりとしていました。
通って来た道を振り返るのもいいです。
途中、バイクを止めるスペースに、丘に登っていく道があったので、登って行くと…
その先には山頂まで登る登山道がありました。次回は登ってみたい。
丘の上から北を望むと…霞んでいましたが何か見えます。
拡大すると、なんと瀬戸内海と島々が見えました。
最後に
いかがでしたでしょうか。UFOラインの絶景は、また訪れたいと思える絶景なのですが、如何せんアクセスが大変で、山道を1時間以上のぼらねばなりません。高知県側からアクセスしても、約38km、1時間の山道ドライブが必要なようです。(国道194号の県道40号入口交差点より)
この近づきがたいアクセスの悪さが、余計に人々の気持ちを掻き立てるのかも知れません…。