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存続を願う、宗谷本線抜海駅

 今回の旅でお世話になった宿は、最北端の稚内駅から南へ2駅の「抜海駅」が最寄り駅でした。公共交通で旅をする方にとってはなくてはならない駅ですが、存続の危機にあるとのことでご紹介します。

運行本数は1日3.5往復!

 特急が止まらない抜海駅では、上り線4本、稚内への下り線3本と想像を超える少なさでした。

写真は隣駅の勇知駅

名所案内は、天然お花畑

列車が到着

 夕方に稚内駅からやってきた連射が抜海駅に到着です。もちろん1両編成です。

やはり存続して欲しい

 JR北海道は、かねてより1987年の民営化当初より赤字体質で、今も経営難に苦しんでいます。そこに、新型コロナによる外出制限によりますます苦しい状況にあります。災害で不通となった路線がそのまま廃止となっている路線もあります。

 そんな中で、過疎化のローカル駅を残すのは今後ますます難しくなるでしょう。このような状況は北海道に限らず、車の普及によるモータリゼーションにより日本全国の地方において発生しています。

 情緒的には、何とか残って欲しいと願う一方で、それを許さない現実…。ドローンや自動運転が普及する今後の新しい社会にその解決策が見つかること願っています。

名所案内「天然お花畑」、いいですよね!

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