突然、思い立って行った北海道一人旅。初日を札幌で過ごし、明日は、いよいよ旅の目的地、富良野・美瑛へ。
偶然の遭遇
そんな時、富山の友人夫妻から「北海道に行くって聞いたけど、いつ行くの?」と人づてに聞いたとメールが入りました。「実は、今、もう札幌に来てるんですよ~」と、少し驚かせようと答えると、「えーっ、今、私らニセコにおるんやけど、ほんなら明日クルマで札幌に行くわ。明日、羽幌町へ行くんよ。」羽幌町?土地勘がないので早速グーグルで調べると、明日向かう旭川の西側の海沿いの町ではありませんか。これも何かの縁、一緒にドライブ行って、帰りは旭川で下ろしてくれないかとお願いすると、二つ返事でOK。偶然の楽しみが増えました。
翌朝、札幌で拾ってもらい、いざ羽幌町へ!聞けば、宮大工の友人が以前修繕したお寺を、せっかく北海道に来たので久しぶりに見に行くのだとか。オロロンラインと呼ばれる、海沿いの国道239号を北上すると、夏にも関わらず涼しくて、少し哀愁のある風景がつづき、途中風力発電を横目に羽幌町へ到着しました。歩行者がほとんどいない静かな町。アイヌ文化で仏教の普及の遅かった北海道は、お寺も神社も比較的新しいようです。
いざ、美瑛の丘へ
旭川ラーメンを一緒に食べて、ニッポンレンタカーで友人と別れ、いよいよ旅の目的となったスポーツカーをレンタルし、ついに美しい丘に足を踏み入れます!天気はイマイチでもとにかく景色は美しい。
以前、写真集を集めていた美瑛の丘の写真家、前田真三(故人)の写真館「拓真館」への訪問を強くお勧めします。無料で楽しめます。
拓真館
札幌に戻ると2度目の偶然の遭遇
富良野・美瑛を堪能し、レンタカーを返却して、電車で札幌へ戻り、翌日の帰福に備えました。最後の晩は、飲みに出ようと、以前、ちょくちょく札幌に出張しているとfacebookに上げていた大学の友人にお勧めの店を訪ねると、「私、今札幌におるよ。」と。
これまた、偶然の遭遇により、楽しい札幌の夜を堪能できました。飲み続け深夜にゲストハウスへ戻りました。ほんと少し寝るだけだったので、安価なゲストハウスで正解だったなぁ、などと納得して眠りにつきました。
最後に・・・
とりあえずの暇を、安価に埋めるだけの旅だったはずが、初めてのゲストハウスで楽しく会話でき(その後、その時の人達と博多で飲むことに)、美しい風景の中をスポーツカーで走り回り、温泉に浸かり、札幌で北海道の食を楽しみ、2度も友人と遭遇して楽しい時間を過ごせ、すっかり良いイメージ(安価な旅とは関係ないことも多いような…)が刷り込まれた私は、こうして人に勧めることになるのです。
是非、皆さんも安価に旅を楽しんでみて下さい。
コメント
ひとり旅やゲストハウスは、友達が出来るきっかけにもなりますね。ドライブや飲みを誰かと共有する幸せを余計に感じる事も出来て、やっぱりそこは引き出しを沢山持っているトーク術ですか~?ブログ読んでるとそう感じますよ~。