宮崎県の南部、日南市、南郷町を訪れました。ここはカツオの一本釣りの水揚げが日本一なのであります。カツオと言えば高知県、と誰もが知っているかと思いますが、海でつながる宮崎県もカツオ漁が盛んなのであります。
そこで今回は「かつお」を食べようと、「港の駅 めいつ」を訪問しました。
カツオの郷土料理
西武ライオンズのキャンプ地として知られる南郷町では、「カツオ飯」と呼ばれる郷土料理があります。これは、カツオの刺身を使ったお茶漬けです。19年前に一度食べていますが記憶が薄れています。(笑)
最近では、「カツオ炙り重」押しのようです。1500円と少々値が張りますが、迷わず注文しました。ちなみに、レストランには11:00前に着いたのですが、平日にも関わらず、すでに行列が出来ていました。人気の程が伺えます。
写真真ん中に醤油味と塩だれの2種類用意されます。刺身でも食べられるカツオだそうで全く臭みがありませんのでカツオが苦手という方にもぜひチャレンジして頂きたいです。
「炙るのは控えめにどうぞ」という店員さんのアドバイスでしたが、①そのまま刺身で、②軽めに炙って、③しっかり炙って、の3通りを楽しみました。いずれも絶品です。カツオの鮮度の違いを十分に感じることができます。最後に、だし茶漬け(つまりカツオ飯)もできましたので4通りの食べ方を楽しめました。
その他、カツオのかつ(写真上)、カツオの煮つけ(写真下)、カツオの味噌汁とカツオ三昧でこのボリュームです。さすがに茶わん蒸しにはカツオは入っていなかったと思いますが…。ご飯は、錦糸卵と刻み海苔がのっていますが、海苔がご飯にくっつかない工夫と思いますが、ご飯ににすりゴマがかけられていたのも好感が持てました。これで1500円は十分リーズナブルです。デザートに宮崎らしい、マンゴープリンがついています。本当に美味しかったと、幸福を感じました。
伊勢えびもお勧め
実はこの時期、9月~11月は伊勢えびの解禁シーズン真っ盛り、隣の紳士・淑女は伊勢えび定食(4000円)と思しき豪華な昼食を頂いていました。日南海岸には伊勢えび料理屋さんが点在しており、実は伊勢えびもおすすめしたい特産物です。
港の駅めいつの物産店
地元の直売所は魅力的ですよね。少しのぞいてみると、地元ならでは和スイーツが目にとまりました。「いりこ餅」、「ぬっつけだんご」、「ふくらし」、「ゆおかんだんご」、どれも初めて聞いた名で見た目から味が想像できないものも。こういった郷土のお菓子を試してみるのも楽しそうですね。次回はチャレンジしてみたいものです。
最後に
今、「Go To トラベル」のキャンペーンで全国で旅行が回復し始めています。普段泊まれない高級な宿泊施設をリーズナブル泊まることもできますので、是非、足を延ばして旅に出てみてはいかがでしょうか?地元ならでは食を目的に遠出してみるのも楽しいものです。