美肌の湯で知られる熊本県の山鹿温泉。その歴史は370年前に地域を収める細川氏が温泉館を建てたことに始まります。旧豊前街道沿線に栄えた温泉街で、古い建物も残る情緒のある落ち着いた温泉街をご紹介します。
見所は、主に以下の3つです。 ・立ち寄り湯「さくら湯」 ・山鹿灯籠まつり(山鹿灯籠民芸館) ・八千代座(芝居小屋)
立ち寄り湯「さくら湯」
公衆の立ち寄り湯で、朝の6:00~夜の24:00まで営業しています。ぬるめの温度なので長湯できそうです。周辺には、飲食店なども立地する中心地にあります。入浴料は大人350円と安価になっています。また、八千代座や山鹿灯籠民芸館などの入場チケットがあると300円に値引きがあります。通りを挟んだ向かいの公園に足湯もあります。
山鹿温泉は、美肌湯といわれ、ぬるぬるした心地よい温泉なので、女性に人気の温泉です。
山鹿灯篭祭り
お盆に開催される山鹿灯篭祭りは、頭に灯籠を乗せた大勢の女性が踊る美しいお祭りです。お祭りに使われる灯篭はおよそ10人の職人さんによって作られており、女性も含まれています。そんな灯篭については、「山鹿灯籠民芸館」で詳しく知ることが出来ます。旧安田銀行の建物も歴史があって楽しめます。また、実際の職人さんの作業も見ることが出来ます。(入場料300円)
八千代座
明治時代につくられた芝居小屋「八千代座」が今もの残ります。今でも、歌舞伎が開催されるなど、実際に使われています。私が訪問した時は、音楽ライブが開催されていました。
最後に
いかがだったでしょうか。まずは、やはり温泉を楽しんで下さい。周辺には「家族湯」と呼ばれる貸し切り湯もあります。また、静かな温泉街で落ち着いた雰囲気も、ストレスの溜まった方にもリラックスできる温泉街です。