お昼時に出発のクルマでの出張があったため、IC周辺のランチ場所を検索していると、何やら古めかしい喫茶店がヒット。場所は、大通りではなく、住宅街に入ったごみごみした地区です。さっそく行ってみました。
看板のサビがヤバいです!
外観の写真を見ると、とても営業しているとは思えないサビだらけの看板に魅了されました。現地に行くと、屋根からは木が生えています!
80年代に流行ったような、エレガントな建物!
建物は、ログハウスを思わせるような長い屋根で、1980年代にお洒落な建物として流行ったような外観です。創業は何年か不明ですが…おそらくこの辺りの年代に建てられたのではないでしょうか。
店内を見て納得
店内に入ると、吹き抜けに木が植えられていました。屋根から生えていたように見えた木は、中庭に生えた木だったのです。素敵な空間です。それと、外観と違って掃除の行き届いた、きれいで快適な空間です。
中庭の上を見上げると、こんなです。
下を見ると、何故か埴輪が鎮座…
老舗には理由がある!
タイムランチ(香川では、日替わりランチのことをこう呼びます。)を注文しました。950円でドリンク付きとリーズナブルです。「今日は、魚のピタカですけどいいですか?」と店員さんも優しく、とても感じが良いです。
そして何より味が良い!ピタカのトマトソースが、やさしく甘いソースで美味でした!だから何年も続くお店なのだと、妙に納得しました。量もちょうど良かったです。(一緒に行った後輩クンも同じ感想でした。)ピタカには、炊いた大根とパプリカが添えられています。こんなセンスも素晴らしいです。
老舗に夢中
歳を重ねたからでしょうか、老舗がやたら気になるようになりました。特に飲食店は、常連さんがつかなければ継続は難しいのだな、と感じます。昔、先輩が飲食店は5年と続く店は少ない、と言っていたのを思い出します。
お店の見た目や評判など関係なく、継続していること自体が、そのお店の素晴らしさを語っているのではないかと思います。そして、継続している老舗のお店には、やはりそれなりの理由があるのだと、今回、感じさせてくれました。老舗巡り…、楽しくなって来ました。