最果ての地…、北海道はそんな少し寂し気な旅情を掻き立てます。今回は、日本最東端の地、根室市の魅力をご紹介します。
根室駅前は静か
駅前は人気も少なく、静かです。電車は1日6本、釧路と結ばれる花咲線です。開通100周年を迎えたそうです。歴史を感じますね。
目抜き通りに海鮮を売っているお店がありましたので、家族に送りました。ネットを調べると通販もやっているようですが、お値段は現地で買うのが明らかにお得です。(根室海鮮市場 ㈱カネカイチ鈴木商店)
根室と言えば、最東端、納沙布岬
ご存知、日本で最も東にある納沙布岬です。市内から車で30分ほどかかります。結構距離があります。近づいてくると、高いタワーがあるのですが、てっきり灯台かと思ったら、観光用のタワーでした。茶色い門型のモニュメントは、北方領土返還を願ったものだそうです。こちらも、納沙布岬のイメージがありますね。納沙布岬からは、国後島、歯舞諸島の北方領土も良く見えます。この日はあいにくの天気で見づらかったですが。雲が切れると、すぐ近くに見えます。北方領土に関する活動が活発で、資料館もあります。
春国岱(しゅんくにたい)
根室十景といって、10箇所の観光スポットがあります。その一つ春国岱は、流れて来た砂が堆積した砂洲によって海から隔たれた汽水湖(塩水と真水がまざる)です。水辺には様々な鳥がみられるようで、バードウォッチャーに人気のようです。長い望遠レンズのカメラを抱えた人を何人も見かけました。
車石(奇岩)
根室十景からもう一つご紹介します。丸くなった奇岩の車石です。花咲かにで有名な、花咲魚港のすぐ近くにあります。地質学上珍しいらしく、国の天然記念物に指定されています。見ごたえ十分です。
根室の地酒
根室には、「北の勝」という酒蔵があります。この日は、外に出回りにくいという「搾りたて」を頂きました。日本酒が飲めるようになると、各地の地酒を楽しむことが出来ます。
最後に
いかがだったでしょうか?
根室には、回転ずしチェーンの「根室花まる寿司」の本店もあります。本州ではお目にかかれない、北海道ならではのネタも豊富で楽しめます。やはり、海鮮類は特に美味しいですね。ほかにも、今回はご紹介できませんでしたが、「エスカップ」という洋食のご当地メニューもあります。
一度は、日本最東端の地を訪れてみてはいかがでしょうか?その時は、ほかの根室十景もお楽しみ頂ければと思います。
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